賭けに勝つ人嵌る人―ラスベガスと日本人 集英社新書



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賭けに勝つ人嵌る人―ラスベガスと日本人 集英社新書
賭けに勝つ人嵌る人―ラスベガスと日本人  集英社新書

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ラスベガスの地元情報

ラスベガスの町とカジノについて足で集めた情報が満載で面白いが、個人的なことを書きすぎではないか?
また、言い訳がましい断り書きが多い。
競馬を例にしてカジノの仕組みを説明しているところが多いが、競馬に全く興味のない者にとってはかえってわかりにくい。
著者はギャンブルの確率論的な側面については把握してるようなので、変な思い込みで必勝法を書いているような本ではない。
現実を直視したレポート

学者やシンクタンクの出したカジノ本を読んだけれど、どれも経営者側からみた一方的な話ばかりだった。しかしこの本では、カジノをプレイヤーの視点からきちんと観察しているため、どんなカジノが本当に客を満足させ、リピートしてもらえるかがわかる。この本を読むと、テレビなどが報じないカジノの本当の楽しさとは何かがわかるように思う。少なくとも、この本を読んで、カジノに行ってみたくなった。
「難儀道」が絶賛!!

私は、この本を父から贈られた。父は、長らく商品先物の世界で勝負をしている。業界紙のコラムのコピーも付いていた。「難儀道」で絶賛!!舞台は、ラスベガスであるが、相場の世界に正しく通じると。
『「悔しい記憶」「失敗した時の記憶」は勝つための最大の武器。』に賛同。

まず、冒頭の『本気で勝つ気がないならラスベガスに行くな』に、しびれた。このようにガツンと言って欲しかったんだ!!そうだ、その通りだ!!
『勝負の神様を大事にしない人』『チャンスのすぐ側にいるのに気づかない人』には、自分に置き換えると涙が出そうになる。
そして、『カジノゲーミングが培う「判断力」と「決断のスピード」』は、正しくビジネスに通じている。

私は、放蕩息子である。そんな、ダメな息子と父親との溝を、少しは埋めてくれた本書に多謝!!
通ならは、それなりの読み方もできるが

「比較文化論」としてはそこそこ面白い部分はある。ただし量的には少ない。
それよりも、問題なのはギャンブルに関する理論の部分。あちこちにおかしな(間違った)理論が散見される。「回収率」や「マーチンゲール」に関する考察のように、正しい記述も多いだけに、これらの誤った理論を信じてしまう読者がいたらかわいそうだ。

カジノと勝負するにあたって、知識が無いことは不利であることは本書にも述べられているが、誤った知識を信じていることは無知以上に不利である。そういう意味では、本書の内容を盲目的に信用するようではカジノにはとても勝てない。ということで、いわゆるカジノやギャンブルの初心者にはおすすめしかねる。逆に、書いてあることの真偽をきちんと判別できる方には、別の意味で面白い本と言える。(私はそういう読み方をした。)
オヤジ理論

オヤジ理論全開のラスベガスカジノ探訪記。
「賭けをモチーフにした比較文化論と」してみても、物足りない。



集英社
ギャンブルに人生を賭けた男たち (文春文庫)
世界カジノぎりぎり漫遊記―ギャンブル記者、夢の宮殿を巡る (平凡社新書)
カジノのイカサマ師たち (文春文庫)
ラス・ヴェガスをブッつぶせ!
ザ・カジノ