コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる



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日本における唯一の「国際コーチ連盟マスター認定コーチ」が、理論から実践までを体系的に著したコーチングの「基本書」である。理論については、たとえば、コーチングの基礎である「人の話を聞く」という行為を、生物細胞のオートクラインという働きによって説明することにより、他人の話を聞く能力を向上させる方法が詳述。また、人間の性格や価値観をコンピュータのOSにたとえ、コーチとしての能力を維持向上するためには、常に自分のパーソナルOSをバージョンアップしていく必要がある、と指摘しているところが興味深い。

もちろん、コーチングスキルの方法についても十分ページが割かれており、特に相手への要求(リクエスト)の方法、話の聞き方(リスニング)、質問の仕方(クリエイティブクエスチョン)など、要点は具体例を交えながら詳しく書かれている。また、一般の読者だけでなく、プロのコーチあるいはコーチをめざす人も対象にしているため、「現役コーチのためのチェックリスト」「コーチのコア・コンピタンシー」といった項目も設けられている。

文章は簡潔で読みやすく、予備知識がなくても十分に理解できる。また、チェックリストや各章のまとめなど、実用に役立つ工夫も凝らされている。コーチングを小手先のテクニックではなく、理論からしっかり学びたい人におすすめの1冊。(戸田啓介)



「すべては人の内側にあった」

「人はどのような動機で行動を起こすのか?
どのような条件が揃えば行動を変えるのか?」
何とワクワク、ドキドキするテーマではないでしょうか。
二○世紀における最大の発見が
「我々が心のあり方を変えることができることに気がづいたこと、
そして、心のあり方を変えることで、行動を変えることができることに気づいたことである。(ウィリアム・ジェームス)」(P117)
であるならば、この本からの私の最大の驚きは
「オートクラインとパラクライン」
「話してはじめて自分が何を考えているかがわかる」(P95)とそれを示すP97の図です。
「会話」についてのイメージが大きく変わります。
これは使える!

読みやすい。それでいてコーチングのポイントをシッカリ捉えている。読んでいて納得できる。使えそうな箇所に付箋を付けていったら付箋だらけになった。
コーチングの教科書

「一方通行ではなく、双方向でアイディアを出し合い、それを検討する。行動に移すためのアイディアもまた双方向のコミュニケーションから生み出す、この一連のプロセスをコーチングといいます」とあるように、コーチングは「教える」のではなく、「自発的な行動を促す」コミュニケーション手法の一つです。
コーチングは、目標を明確化し、さらにそれを達成するための行動を明確することを通して、目標達成を促すことができます。

本書にはそういった、コーチングとはどのようなものかから、基本やスキル、導入の仕方までを解説しています。
本書を読むことで、コーチングに関する知識は一通り身についてしまうと思います。
しかし、コミュニケーションの一つであるだけに、本で学ぶのには限界があると思います。
本書で伊藤氏が薦めるように、自分にコーチをつけるのはとても効果がありそうです。
各章ごとにポイントレビューがあり、また最後についたコア・コンピテンシーもついているため、とても親切ですが、内容が充実しているため、コーチングを知らない方が一度読んだだけでは整理が難しいかもしれません。
コーチングを身につけたい方にお薦めです。
味のない300ページ

 コーチングの第一人者ということであり期待して読んだが、それほど得るものはなかった。内容は主としてコーチングはどのような考え方で行なうか、コーチングはどうあるべきか、というコンセプトが述べられている本であると思います。
 しかし、理論的な背景が豊富にあるわけではなく、説明されている事例が特に面白いわけでもない。
 よいところがあるとすれば、参考資料「コーチのコア・コンピタンシー」の10ページだけではなかろうか、
 この本を買うなら、より薄くて理論的な背景もある「コーチング入門」を買うほうが良いと思う。
人を導く人

→変えなければならないものと、変えなくてもいいもの。
  ついつい全てを「変えよう」として肩をはってしまいがち。
  でも、それは、本当に正しいのか..

→人を導く人。どのようにして、それをしたらいいか
  平易にかかれています。
 
→自分自身さえ気がついていない、心の中の答えを
  他人が引き出せることができるのか? と少々疑心暗鬼でしたが
  なかなかどうして、ここまで明確に説得されると
  なんだか本当にできそうだなぁと思えるから不思議。
  やってみようかなぁ..




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